まっけん燦々和歌集-5
新田真剣佑さんを詠むーまっけん燦々和歌集
遠い昔、和歌を詠んでおりました。
まっけんさんの「ちはやふる」を拝見して、再び筆をとりました。
稚拙な歌ではございますが、まっけんさんの日々のお姿、映像での役者ぶり、インタビューでのお話、などにインスパイア―された思いを三十一文字(みそひともじ)に
凝縮して、「まっけん燦々和歌集」紡いで参ります。
再びの縁を願いてせおはやみ君の思いぞ誰がために募らん
ふたたびの えにしをねがいて せおはやみ きみのおもひぞ たがためにつのらん
まっけんさんは、百人一首の中で一番好きな歌は何ですか?と聞かれて、「せおはやみ」と答えられたそうです。
瀬をはやみ岩にせかるる滝川のわれても末に逢はむぞと思ふ
流れの速い水の流れが岩にあたって、二つにわかれても、いつかはまたひとつの
流れになる、という歌です。自分の気持ちとは違う外的要因で別れてしまっても、いつかはきっと会えるはず、、、
まっけんさん、こんな思いをされたことがあるのか、どうかはさておき、
「ちはやふる」の綿谷新の役作りのために、全首を暗記したというパッション!
まっけんさんからしたら、新であるからには、全首を覚えていて当然でしょう、と
思われたのでしょうが、英語圏で生まれ育った彼(土曜日にはLAの朝日学園に通学していたとはいえ)が古語で詠まれた歌を短期間に習得するには、相当な集中力をもってなされたことだと感服。
これこそがまっけんさんの原動力。恋も仕事もまっけんさんの誠実なパッションで
昇華することを、強く祈るばかりです。