まっけん燦々和歌集-3

 

まっけん燦々和歌集ー新田真剣佑さんを詠む

遠い昔、和歌を詠んでおりました。

まっけんさんの「ちはやふる」を拝見して、再び筆をとりました。

稚拙な歌ではございますが、まっけんさんの日々のお姿、映像での役者ぶり、インタビューでのお話、などにインスパイア―された思いを三十一文字(みそひともじ)に

凝縮して、「まっけん燦々和歌集」紡いで参ります。

 

紅色の絹の御護り空手着に京生まれの母結びおり 
べにいろの きぬのおまもり からてぎに みやこうまれの ははむすびおり 
空手着に揺れ舞い降りて紅色の縁起担ぎの絹の御守り 
からてぎに ゆれまいおりて べにいろの えんぎかつぎの きぬのおまもり 

まっけんさんの少年時代の空手トーナメントの映像を拝見すると、どの試合の折にも、まっけんさんの空手着の帯の後ろに紅色の、多分質感から絹の帯揚げのような、小さなおリボンが結ばれているのがわかります。まっけんさんに確認したわけではありませんが、京都生まれのお母さまが縁起を担いだお守りではないかなと想像いたしました。小さな金魚のように、まっけんさんが飛んだり跳ねたりするのに合わせて、揺れ動きます。映像には「まっけん、がんばれ!」と絶え間ない女性の声援が入っています。