まっけん燦々和歌集-7
こともなげに居住まい正す君を見てその風格に心乱るる
こともなげに いずまいただす きみをみて そのふうかくに こころみだるる
空手のトーナメントの時、激しく対戦した後に、上ずった空手着と帯を整えるまっけんさん。ゼロトピアのゲネプロの時もそそでした。殺陣を組み入れた群舞で飛んだり跳ねたりしたあとに、乱れたシャツをさっと整えて次の動作に入りました。落ち着き払ったまっけんさんのさり気無い動作を見て、どんな時も、誰に対しても丁寧に生きる人なんだと感服しました。
まっけん燦々和歌集ー6
こわいもの知らずに君は駆け抜けて二十歳になりて人の世を知る
こわいもの しらずにきみは かけぬけて はたちになりて ひとのよをしる
まっけんさんがテレビのインタビューでこの世界はこわい、本当に怖いと話しておられました。まっけんさんがフレンドリーに挨拶をしても、引かれることがあり、最近はこれまでのように誰にでも進んで話すことがなくなったそうです。それ以上に、日々、様々なこと経験されて、人の怖さを感じることがあったのでしょうか?まっけんさん、人はどうであれ、まっけんさんはまっけんさんのままで充分です。その明るさ、素直さ、潔さ、優しさ、謙虚さ、一朝一夕で身につくものではありません。おかあさまが美しい日本人としてしっかり育てられたのでしょう。
まっけん燦々和歌集-5
新田真剣佑さんを詠むーまっけん燦々和歌集
遠い昔、和歌を詠んでおりました。
まっけんさんの「ちはやふる」を拝見して、再び筆をとりました。
稚拙な歌ではございますが、まっけんさんの日々のお姿、映像での役者ぶり、インタビューでのお話、などにインスパイア―された思いを三十一文字(みそひともじ)に
凝縮して、「まっけん燦々和歌集」紡いで参ります。
再びの縁を願いてせおはやみ君の思いぞ誰がために募らん
ふたたびの えにしをねがいて せおはやみ きみのおもひぞ たがためにつのらん
まっけんさんは、百人一首の中で一番好きな歌は何ですか?と聞かれて、「せおはやみ」と答えられたそうです。
瀬をはやみ岩にせかるる滝川のわれても末に逢はむぞと思ふ
流れの速い水の流れが岩にあたって、二つにわかれても、いつかはまたひとつの
流れになる、という歌です。自分の気持ちとは違う外的要因で別れてしまっても、いつかはきっと会えるはず、、、
まっけんさん、こんな思いをされたことがあるのか、どうかはさておき、
「ちはやふる」の綿谷新の役作りのために、全首を暗記したというパッション!
まっけんさんからしたら、新であるからには、全首を覚えていて当然でしょう、と
思われたのでしょうが、英語圏で生まれ育った彼(土曜日にはLAの朝日学園に通学していたとはいえ)が古語で詠まれた歌を短期間に習得するには、相当な集中力をもってなされたことだと感服。
これこそがまっけんさんの原動力。恋も仕事もまっけんさんの誠実なパッションで
昇華することを、強く祈るばかりです。
まっけん燦々和歌集-4
新田真剣佑さんを和歌で詠む~まっけん燦々和歌集
遠い昔、和歌を詠んでおりました。
まっけんさんの「ちはやふる」を拝見して、再び筆をとりました。
稚拙な歌ではございますが、まっけんさんの日々のお姿、映像での役者ぶり、インタビューでのお話、などにインスパイア―された思いを三十一文字(みそひともじ)に
凝縮して、「まっけん燦々和歌集」紡いで参ります。
弟のラヴェルの調べ奏でおり君駆けつけて耳を澄ませる
おとうとの ラヴェルのしらべ かなでおり きみかけつけて みみをすませる
まっけんさんの三歳下の弟さんは、某名門高校の吹奏楽部の部長をされていたそうです。たまたまその高校のそばに住む友人から、吹奏楽部の華々しい活動を聴いており、まっけんさんの弟さんのことも聞いたことがありました。
2017年の全日本吹奏楽コンクールで、ラベルの「ダフニスとクロエ」を演奏し、部は銅賞を受賞されました。そのコンクールにはお父上とまっけんさんが揃って応援に行かれたそうです。
まっけん燦々和歌集-3
まっけん燦々和歌集ー新田真剣佑さんを詠む
遠い昔、和歌を詠んでおりました。
まっけんさんの「ちはやふる」を拝見して、再び筆をとりました。
稚拙な歌ではございますが、まっけんさんの日々のお姿、映像での役者ぶり、インタビューでのお話、などにインスパイア―された思いを三十一文字(みそひともじ)に
凝縮して、「まっけん燦々和歌集」紡いで参ります。
紅色の絹の御護り空手着に京生まれの母結びおり
べにいろの きぬのおまもり からてぎに みやこうまれの ははむすびおり
空手着に揺れ舞い降りて紅色の縁起担ぎの絹の御守り
からてぎに ゆれまいおりて べにいろの えんぎかつぎの きぬのおまもり
まっけんさんの少年時代の空手トーナメントの映像を拝見すると、どの試合の折にも、まっけんさんの空手着の帯の後ろに紅色の、多分質感から絹の帯揚げのような、小さなおリボンが結ばれているのがわかります。まっけんさんに確認したわけではありませんが、京都生まれのお母さまが縁起を担いだお守りではないかなと想像いたしました。小さな金魚のように、まっけんさんが飛んだり跳ねたりするのに合わせて、揺れ動きます。映像には「まっけん、がんばれ!」と絶え間ない女性の声援が入っています。
まっけん燦々和歌集-2
まっけん燦々和歌集ー新田真剣佑さんを詠む
遠い昔、和歌を詠んでおりました。
まっけんさんの「ちはやふる」を拝見して、再び筆をとりました。
稚拙な歌ではございますが、まっけんさんの日々のお姿、映像での役者ぶり、インタビューでのお話、などにインスパイア―された思いを三十一文字(みそひともじ)に
凝縮して「まっけん燦々和歌集」紡いで参ります。
ノスタルジィ君駆けよりて鍵盤を撫でて奏でる記憶の欠片
のすたるじ きみかけよりて けんばんを なでてかなでる きおくのかけら
まっけんさんがどこかのスタジオの片隅にあったピアノを発見して、なんとなく引き始めた曲は、坂本龍一さんの名曲 ”Merry Christams, Mr.Louwrence!" でした。
残念ながら途中で弾くのをやめてしまったけれど、いつか、通しで聴いてみたくなる旋律でございました。
まっけん燦々和歌集-1
まっけん燦々和歌集ー新田真剣佑さんを詠む
遠い昔、和歌を詠んでおりました。
まっけんさんの「ちはやふる」を拝見して、再び筆をとりました。
稚拙な歌ではございますが、まっけんさんの日々のお姿、映像での役者ぶり、インタビューでのお話、などにインスパイア―された思いを三十一文字(みそひともじ)に
凝縮して、「まっけん燦々和歌集」紡いで参ります。
ヒロインの髪の乱れを撫でる君千秋楽の舞の名残りに
ひろいんの かみのみだれを なでるきみ せんしゅうらくの まいのなごりに
これはゼロトピアの大阪公演大千秋楽の御舞台で、まっけんさんがダンスの後で、
柚木礼音さんの乱れた髪を優しく撫でつけられた(多分台本にはない)様子を拝見して
詠んだものでございます。まっけんさんはアトラスそのもの、言葉より先に、思いやりに溢れた気持ちが行動に表れてしまったんでしょう。
とても自然な手つきで心を打ちました。